TOP » 不動産売却失敗談 » 売ったはいいものの、買い手がみつからない

売ったはいいものの、買い手がみつからない

できることなら、物件を売ってすぐに買い手が付いて欲しいのは当然のこと。ですが、中には「さらし物件」と呼ばれ、いつまでも売りに出続ける物件も…。さらし物件にならないためには、どうすれば良いのでしょうか?

いつまでも売れ残っている物件=「さらし物件」

物件を売りに出したはいいものの、いつまで経っても買い手がつかず、売却の目処も立たない。どんな物件でも売りに出ると不動産会社には必ず情報が回るため認知はされているのですが、とある理由によってほとんどの業者から相手にされない物件が稀にあります。業界用語で「さらし物件」と呼ばれています。

さらし物件は「事故物件」「有名物件」と呼ばれることもあり、業界内でも売れないことで有名です。

不動産業界のことに詳しくなくても、何度も同じ家のチラシがポスティングされると、購入する側も「あぁ、またこの家か…」と悪い印象を持ってしまうため、ますますさらし物件化が進んでしまいます。

さらし物件が売れない理由

多くの場合は、販売条件に問題があるパターンです。

  • 地域の相場よりも遥かに高い値段をつけている
  • 絶対に譲れない売値にこだわっている
  • 買主に対して収入や資産などの条件を設けている
  • 売主の態度等に問題があり、トラブルの予兆がある

周囲の物件と同程度の条件ながら値段が高い場合、購入者層は物件を比較し、よりお手頃な物件へと流れていくのは当たり前。ですから、確実に物件を売りたい場合は不動産の専門家が査定した額から大幅にはみ出さないことが大切です。

地域の不動産店は相場に近い、ほぼ確実に買い手がつく額の査定を出してきますが、大手不動産の場合は地域のこともよく調べずに条件だけで高い額を提示してくることもあります。それに惹かれて大手に委ねてしまい、結果的に長期に渡って売れ残ってしまう…というケースもあるようです。

また購入者に様々な要求をするのは、購入者はもちろん、不動産スタッフからも嫌な顔をされ、あまり積極的に物件を紹介してもらえなくなります。

また、以下のような理由でさらし物件になってしまう可能性もあります。

  • 何度もチラシを打ち出した結果、比較対象としか見られなくなった
  • 数多くの業者に見積もりを取りすぎ、新鮮味がなくなった
  • 自宅には問題がなくとも、周囲の騒音や住環境に問題がある
  • 瑕疵担保保険(基本構造に問題があった際に修繕費用を負担する制度)をつけていない

物件を売却する際は、一番高い見積もりを出してくれる業者を探してしまいがちですが、見積額が高かったからといって売れるとは限りません。金額よりも、売買実績が豊富で、ノウハウを持っている業者にお願いすることでさらし物件化を回避できるでしょう。

売却失敗体験談:さらし物件編

(売主側の意見が見当たらなかったので、買主側からの話をピックアップしました。)

「物件探し当初から売りに出されていて、3~4ヶ月ごとに値段が300万ずつ下がり、予算圏内へ。仲介の不動産屋に尋ねてみたところ、売主に問題がある物件とのこと。値段を下げても売れず、売主が委託業者をどんどん増やしたため、業者側が嫌がりさらし物件化。見学者は増えるが、やはり売れない。無駄な見学はさせまいと、見学者に条件をつけようとしているところ…だとか。売主もヒステリックになっており良い交渉はできない、と断言されました。」

「3年かけて半額程度まで価格が落ちたのに、まだ売れない物件。近所を通るついでに内見しようとしたら、アポまで取ったのに『今日はダメ』と断られました。土地の大きさは中途半端、路線価から見ても高い上に、建ぺい率違反、日当たりもよくない。売主さんは痴呆が入っていて対応困難…とのことで、半額になっても売れない理由がよくわかりました。」